野菜がよろこぶ、肉じゃがをどうぞ

(料理とひとを組み合わせた記事を考えていたら時間がかかりすぎたので笑、まずは単体レシピも挙げていこうと思います)

★すぐにレシピをご覧いただきたい方はこちら

 

「出汁でつくる肉じゃが」のこと

肉じゃが、というといわゆる「胃袋掴み系」料理ともいいますか、

「恋人、また落としたい相手(主に女性→男性)に手作りで食べさせろ」なんて言われます。個人的にはどれだけいただいた料理が美味しかったとしても、それで人生のパートナーに違いない!なんて錯覚はあまり理解できないのですけど、、(だめ?)

この肉じゃがは、いわゆる甘辛く、牛肉こまぎれをつかって、というクラシックなものではありません。

昆布とカツオのお出汁をベースに、あまり味はつけすぎず、豚肉の出汁と野菜の甘味をメインにした、いわば「和風ポトフ」のような仕上がりです。

先日ひとに振る舞ったのですが、「このお出汁で煮込んでもらえて野菜がよろこんでいる!」と、料理の心得があるかたに言っていただきとても嬉しかったです。

料理でいちばん「嬉しいな」と思える瞬間は、思い通りの味にしあがったときよりも、新たな試みが成功したときよりも

「おいしい、という言葉しかでてこないくらい、

その人がただただ味わって、よろこんでいる」瞬間

に立ち会えたときだなあ、と、短い料理キャリアのぼくは思うわけです。

過去に何回か、ブログを始めては、続かずにやめてしまう、ということがありました。

結局は、その時に書きたい、と思ったことが「誰かをよろこばせている実感がある」ものではなかったのかもしれません。

今回テーマにした料理、そのポートレイト、そして愛すべき人たちとの「食卓」を綴りたいという思いは、いままで試行錯誤してきた集大成のようにも思います。

簡単なことをそんなに器用には出来なくて、それでも時間をかけて出してきた僕の人生のうまみに、彩り華やかな野菜のような「やさしくて、味のある」人たちとのたくさんの出会いをかけ合わせたような、、

いろいろなことがあっても、派手さはなくても、今が幸せで、お互いがよろこんでいる。

料理について書きたいと思った記事の1つめがこのレシピだったことは自然なのかもしれません。

底まで見えるけど、透明ではない。だけど、やさしい味がする。

そこにある「おいしい」が正解なら、それでいいじゃないかと思える。

さあ、ひとくちどうぞ。

(この記事のレシピ)

■クマ式うーまい彩り肉じゃが
※自身のアカウントでcookpadに同様のレシピを公開しています。

【材料】

材料 (4人分)

豚バラブロック300g
じゃがいも3個
にんじん(もしあれば金時にんじん)1/2本
玉ねぎ1/4個
小松菜2束
しょうが2かけ
だし汁600cc
うすくち醤油大さじ1.5
みりん小さじ2
料理酒小さじ1
砂糖ひとつまみ
しおひとつまみ
ブラックペッパーひとつまみ
ごま油適量

(つくりかた)


1  じゃがいもはよく洗い、皮を剥かずに切る。にんじんはよく洗い、皮をむいて、縦に半分切った後、5mmの厚さに切る


2   小松菜は洗って水切りしてから、葉と茎をわけてざく切りする。玉ねぎは0.5mくらいの薄さで縦切り。

3  豚バラは食べやすいサイズに切る。おすすめは断面が長方形、厚さが1センチくらい。


4  熱したごま油にみじん切りのしょうがを加えて香りを出し、豚バラを入れて色がつくまで焼く

5  だし汁を鍋に入れ、醤油、みりん、酒、砂糖、塩で味付け


6  じゃがいも、にんじん、玉ねぎを先に投入し3分ほど中火で煮込んで、豚バラ、小松菜の茎を入れて弱火で10分コトコト煮込む


7 小松菜の葉を加え、さらに弱火で5分煮込む。味見して薄ければお好みでうすくち醤油を足す


8  刻みしょうが、ブラックペッパーを振りかけて完成

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。